金沢区でSC(ソーラーサーキット)の家上棟 |
K様ご夫妻は自宅建て替えに当たり、各社の住宅現場を10箇所以上見学されました。 住宅展示場の大きくて、目いっぱいインテリアにお金を掛けた家を見ても、一般の家とは違い、現実性に乏しい家だと感じていらっしゃいました。 特にすべて仕上がった家は、仕上げ材の違いで好き嫌いは出るものの、構造や部材の適切な使用法については解りません。そこで、建設中の構造現場をご自身の目で徹底的に確かめようと思われたそうです。 定年退職され、時間も出来たので、じっくりとライフワークのつもりで自宅建て替え作戦を開始されたのです。 まず、図書館で住宅に関する本を片っ端から読破し、ソーラーサーキットの家とTIP工法を知りました。 各社の現場見学の中で、心に強く「この家だ」と感じたのが当社の構造現場だったそうです。 本でSCの外断熱二重通気の温熱環境や通気の必要性は理解されていましたが、TIPの現場は少なく、当社の現場をご覧になって合板を使用しない桧小巾板の斜め張りの強耐震工法が、強く印象に残ったとのことです。 ご自宅の建て替えが始まると、K様は一日おきに現場にいらっしゃいます。瑕疵担保保険の第三者による基礎配筋検査を見学され、ご近所の方から「木造二階建ての住宅なのにこんなにすごい頑丈な基礎を打つのですか?」 と感心されたと喜んでおられます。 SCの家は、夏と冬で床下の換気口を開閉できる特殊ダンパーを採用し、冬場の冷気を床下に入れず、夏は床下の空気の流れをよくするために、内部の布基礎を地中梁と独立基礎に変更しています。一般の方がご覧になると、ものすごい鉄筋の量と感じるでしょう。 上棟の日、K様は頼もしそうに棟木が取り付けられるのを、ご覧になっていらっしゃいました。 上棟日をお喜びのK様ご夫妻 棟木が取り付けられたK様邸 |
by isoda-shonan
| 2009-07-20 09:18
| ソーラーサーキット
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