我が家まるごと断熱リフォーム(7) |
朝から大工職が入り、腐食した部分の野地板を貼り替え、同時に屋根屋さんも出来る部分から工事を開始します。改装中の浴室もユニットバスの組み立てが完了し、外釜と接続すれば今夜から使用できます。早めに帰宅してニューバスの快適性を楽しみたいものです。 私の家の屋根材は、「クボタのカラーベスト・コロニアル」です。 30年前の当時はアスベスト問題も話題とならず、施工性・価格・そして軽量で耐震性の面でも大変便利な屋根材として、市場占有率は80%を越える大ヒット商品でした。 我が家では屋根の塗り替えを一度もしなかったので、ほぼ耐用年数がきていた様です。 「クボタ」は3年程前に松下電工と合併し、現在はKMEW(ケイミュウ)、クボタ松下電工外装㈱と社名も変わり、商品も「ノン・アスベスト」に変わっています。 屋根面での断熱・遮熱も加味したリフォームとして、現在のカラーベストを剥がさず、その上から別の屋根材で覆う「カバー工法」で行うことにしています。 今回の屋根材として選定したのは、アイジー工業㈱のガルバリウム鋼板の断熱ルーフ「ガルテクト」です。 「ガルテクト」は16m/mのポリイソシアヌレートフォームを裏打ちしてある断熱性能を高めた商品です。 カラーベストだけの野地板を通した小屋裏の温度は50℃近くになりますが、「ガルテクト」をカバー工法でリフォームすると、小屋裏温度は34.3℃に抑えられます。 熱貫流率は1.19kです。 そして防水紙(アスファルト・ルーフィング)の上にフクビ化学の「遮熱ルーフエアテックス」を併用し、更に6℃近く夏の熱射を軽減させる計画です。 ソーラーサーキットでは55m/mのポリスチレンフォームで屋根断熱を行います。 この性能までは届かないものの、今までの小屋裏温度より相当低く保てる予定です。 今年の真夏の小屋裏の温度測定が楽しみになってきました。 『フェアー御来場、駐車場のお知らせ』 今日から3日間「春のリフォーム建替えフェアー」を、本社沿道のイソダハウジングパークで設備メーカー各社の協力のもと開催しています。 お車でお越しの際は本社にお立ち寄りください。 駐車係が待機し、本社駐車場にご案内いたします。 |
by isoda-shonan
| 2010-03-05 08:42
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Comments(2)
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by
きぬがわ邦彦
at 2011-02-17 10:00
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現在都内に2X4で自宅新築中の者です。会長のブログ
ご経験とご見識に裏打ちされた珠玉のコメントを拝読し 勉強させて頂いております。 さて、不躾ながらお伺いしたいのですが、昨年3月に 施工された遮熱ルーフエアテックスについて、昨年夏の 猛暑に対し、実効性はありましたか? ご多忙の折、誠に恐れ入りますが、効果の程 実感出来たか、ご教示頂ければ幸甚に存じます。 (因みに拙宅もガルバニウム鋼板を採用します) 以上、何卒宜しくお願い申し上げます。
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at 2011-02-24 10:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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