当世若者気質 |
車は必要無い。 スキーになんか行かなくても良い。 高級ブランド品も別に欲しいと思わない。 勤めても出世したいとは思わない若者が46%。 最近の若者の動向を特集したテレビを見ていて現代の若者の思考を知り、「ずいぶん醒めているな」良く言えば「浮ついて無い」と感じる。 我々時代の一番人気は「ドライブ」、車が無ければ彼女に付き合ってもらえなかった。 連休の週末は夜行バスで上信越地方にスキーに出掛けていた。 スキーの板は「クナイスル」や「ヘッド」、もう死語になっているブランド品を入手。 時計は「オメガ」を持つのが夢だった。 「モウレツ」という言葉が流行語になり、猛烈に働き、高給が取れる様頑張り、出世願望も当然あった。 当時は高度経済成長時代. 景気も給料も年々上昇し、活気に溢れた時代。 夢も何とか頑張れば叶えられた良き時代だった。 現代の若者はバブル崩壊による不景気や、リーマンショックに端を発した世界金融危機から、一流企業と言えども大きな損失を出し、リストラや賃金カットと、生活するだけで目一杯なのかも知れない。 しかし、その様な世の中でも趣味や習い事にはお金を使う。 好きなCDは買うなど、自分への投資は怠っていないそうだ。 若者達は自分のライフスタイルを確立し、自分流に生きることが「カッコ良い」としているようです。 レジャー産業やアパレル、百貨店のマーケティング担当者は、現代の若者の心を捉える戦略に日夜苦慮しているものと思います。 |
by isoda-shonan
| 2010-03-27 19:26
| コラム
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