神奈川を制する者は全国を制す |
夏の神奈川県高校野球選手権は東海大相模高校が優勝し、33年振りに甲子園出場が決まった。 意外なのは東海大相模の出場は、現巨人軍原監督が在籍した3年間と翌年までで、夏の甲子園への道のりは遠かった。 決勝戦はノーシードの横浜高校は8戦、第2シードの東海大相模は7戦目でした。 「神奈川を制するものは全国を制す」といわれてきたが、186校参加の激戦区を戦い抜くと消耗し、松坂投手を要した横浜高校以来、夏の甲子園の優勝は神奈川から遠ざかっている。 真夏の甲子園で優勝するキーワードは「二番手投手」。 松坂のようにたぐいまれなる素質と回復力を持つ投手は別として、エースの他にもう一人それなりの力を持った投手が必要だ。 準決勝、決勝と日程がつまり連戦となることは必至。 昨年の花巻東高の菊池雄星投手は一人で投げ、準決勝ベスト4まで進んだが、連投の疲れから腰痛を起こし敗退している。 今年の春の選抜大会に出場した東海大のエース 一二三投手は選抜大会では不調だった。 今夏、投球フォームをサイドスローに変えたのが成功、ウイニングショットのスライダーが凄みを増している。 二番手には江川投手が控えており、それなりの実績を残しているので、今年の神奈川代表は充分期待できそうだ。 「神奈川を制する者は全国を制する」ことになり、全186校の球児達の夢がかないます。 |
by isoda-shonan
| 2010-08-02 08:41
| コラム
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