施主のセンスが生かされた鎌倉山「杉の家」 |
神奈川県産「杉」を構造材に使用した、「杉の家」のK様邸が鎌倉山の入口で竣工しました。外壁下地は杉の木づり板の上に50mmのカネライトフォームの外断熱、合板をなるべく使用しないオール電化住宅です。 今回もお施主様の御理解を戴き、新築建物の御案内をさせていただきます。 K様は「杉の家」の基本コンセプトの無垢材を多用した木造りの家と、コストパフォーマンスの両立を希望されました。 K様のセンスも表現され、室内は木地のままの建具と枠で木質感を、白を基調としたカラーコディネイトの中に大胆にも黒をポイントとしたアクセントが近代的で、建築家がプロデュースしたような家に仕上がりました。 K様邸の特長とポイントを写真で紹介します。 階段を20段程上る高台のK様邸は2階がリビング 1階寝室 腰壁部分は高基礎部分に50mmの断熱材施工。そこを小物置き場に。床はパイン無垢フローリング厚15mm 2階リビングルーム 勾配天井の化粧梁を黒く塗装し、天井換気扇取付 同じくリビング天井 一部900mm巾に杉板を貼り黒塗装。火打と梁、小屋束も黒くしてアクセントに。とても大胆だが、センスの良さが表れる 建具も枠も全室、無垢パイン材ホワイトステン木目仕上げ、床は一階がパイン、二階はオークで木視率も高く、初期の設計意図を達成 対面式キッチンはイソダオリジナル、IHクッキングヒーター付。 床は水に強い300角フロアータイル、奥の棚は食品庫、引戸付 天井高1.4m以下の小屋裏物入れ 立格子はリビングからの明り取り、東西に窓もあるのでとても明るい。広さは8帖大、ここも柱や梁を黒塗装 2階のファミリールーム(食堂)。 シンメトリー4連の滑り出し窓と黒いカウンターで上品に。床はオーク無垢フローリング 巾130mm、厚18.5mm重厚感あり。 |
by isoda-shonan
| 2010-12-04 17:16
| コラム
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