珊瑚樹の生垣と長屋門 |
旧鎌倉地区の大通りから一歩入った住宅地を歩くと、珊瑚樹を生垣にした家を多く見かける。 歴史を感じる古都の和風住宅には、珊瑚樹の生垣はとても似合っている。 珊瑚樹は、厚く水分の多い葉が火災の延焼防止に役立つと古くから生垣に用いられてきました。 常緑で緻密な葉は目隠しにもなり、一年を通じ古い家並みと周囲の環境を調和させている。 反面、除虫や枝の間引き、刈り込みと、美しさを保つ為には入念な管理も必要。 私の早朝散歩のコースに、手入れの行き届いた珊瑚樹の生垣を見ます。 この地区の旧家、平井家の長屋門の生垣だ。 通学路になっている門前を、子供達が生垣の葉を撫ぜながら通っている。 何時までも、珊瑚樹の生垣が思い出に残る道です。 鎌倉関谷の旧家 平井家の長屋門。明治20年(1887年)竣工 鎌倉市景観重要建築物に指定されている 朝日に輝くみずみずしい若葉 手入れの行き届いた生垣は70mも続く 逆方向からの珊瑚樹の道 此の道の最深部にある桐ヶ谷戸の池にはカモが来ていた 周囲は鎌倉市の城廻緑地保全地区に指定されている |
by isoda-shonan
| 2011-05-27 09:08
| コラム
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