片倉の家竣工 |
神奈川区片倉町で敷地面積99.16㎡(29.99坪)の土地に述床面積105.32㎡(31.85坪)の家が完成しました。 用途地域は第一種住居地域、建ぺい率60%、容積率180%、第4種高度地区に指定されています。 お客様の御要望は制約された諸条件の基で、最大の住宅を建てることでした。 あいにく敷地形体は舟形で、たい焼きのような変形した土地です。しかも西北の道路との高低差は最大2.5mもあり北側斜線の制約も厳しくなります。 設計担当者を多いに悩ましましたが、建物も舟形にし、シッポの様な部分にはポーチと玄関ホールを配置し、なんとか御要望に応えました。 工場で一括生産する工業化住宅では敵わない設計で、お客様の思いとこだわりを大切にした家が完成しました。 片倉の家 敷地配置図 破線が土地の境界線 斜線が建物外壁線 ポーチ前に小さな空地が確保されました 東側からの外観 北側斜線をクリアーするため屋根を かね勾配(90度)で設計 玄関ホール、右はシューズクローク 木部はすべて木地仕上げとしたので部屋全体が明るく感じる 一階リビングルーム 階段室の縦格子が木の持つ優しさを現す。勾配なりに斜めにカットしたのも木視率のバランスが取れている。 リビング西方向 ガラス戸の奥はユーティリティー リビング東方向 玄関ホール側 ナチュラルホワイトの人口大理石カウンターとシルバー色で統一したキッチンはイソダオリジナル、食洗機付が標準仕様となっている。 舟形の右舷の部分に洗面脱衣室を配置 カギ形のカウンターは意外と使いやすい。 二階子供室 急勾配の屋根面を利用し赤毛のアンの屋根裏部屋のように。 トップライトから星空も 小屋裏収納 |
by isoda-shonan
| 2011-10-17 09:03
| コラム
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