太陽光発電は元が取れるのか? |
藤沢市高倉で2002年ソーラーサーキット(SC)の家を建てたお客様が今年7月に太陽光発電を設置した。今年ちょうど10年目を迎えるオール電化の家です。 元々、SCの家は完全外断熱による温熱環境に優れた性能の家。 冷暖房は補助的な使用で間に合うと、多くのSC施主様から報告を頂いています この施主様が、設置された7月26日から10月16日までの『太陽光発電システム収支一覧表』を作成し届けてくれた。 住宅の延床面積は33.2坪、太陽光発電はパナソニックVBHN233×21枚、4.89Kwを搭載、設置費用 214万円、補助金32万、実費182万円。 7月27日から8月21日(26日間) 総発電量641Kw、 使用電力量418Kw+自己消費電力134Kw エネルギ―削減率 641Kw÷552Kw=116.1% 売電額21,294円+自己消費額4,352円-購入電気代7,358円 実質電力料 +18,288円/月額 8月22日から9月20日(30日間) 総発電量771Kw、 使用電力量488Kw+自己消費電力161Kw エネルギー削減率 771Kw÷649Kw=118.7% 売電額24,822円+自己消費額5,646円-購入電気代7,338円 実質電力料 +23,130/月額 まだ2ヶ月間のデーターであるが御本人は、月平均売電収入を1万8千円、年間21万6千円を目論んでいる。 東電との太陽光売電契約は1Kwあたり42円と固定されるので、10年間の売電総額は216万円となり初期投資額の182万円を上回ることになる。 国土交通省のゼロエネルギー住宅の採択基準はエネルギー削減率120%以上。 この高倉の家の削減率は約117%と限りなくゼロエネ住宅に近い。 以上から『オール電化、ソーラーサーキットの家、4.6Kw以上の太陽光発電』の組み合わせは充分初期投資の元は取れるし、環境にも貢献することが分かるのです。 高倉のソーラーサーキットの家太陽光発電設置 パナソニック製モジュール233×21枚 4.89Kwの発電パネル |
by isoda-shonan
| 2012-10-22 09:56
| ソーラーサーキット
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