早朝散歩の御馳走 |
長い事続ける早朝散歩は、何通りかのコースで季節の草花や、木の実の在りかを覚える。 今の時期は桑の実が旬となった。 子供の頃は山でサクランボ、アケビ、桑の実、グミ、椎の実などを取って遊んだ。 戦後の食糧難の時代、子供間で、何処の山で何が取れると情報が出回っていたのだ。 自然の木の実の味は、少年の舌を魅了し、その甘味を記憶している。 大船の資産家の知人が、ゴルフ場にいく途中の山道で車を止めさせ、桑の実狩りに目を輝かしていた。「桑の実は八百屋で売ってない」と口実してるが少年の記憶がそうさせるらしい。 桑の実は養蚕が盛んな頃、畑の端に必ず植わっていた。 散歩道の桑の木もその残りかも知れない。 摘まんで口にすると、糖度は高く「オイシイ~ッ」! 記憶が戻ると高い枝の実まで手を伸ばしている。 ポリフェノールが多いのか? 指先は青く染まる。 散歩道の桑の実、黒くなると糖度が増し、赤黒いのはまだ酸っぱい。 鎌倉野菜の生産地、関谷原ではキジの声を聞き本格的な梅雨を迎える。 散歩道の桑の実、毎朝の御馳走になっている 道端花園のセイジ 畑の高い木でさえずる関谷原の「ホオジロ」 日陰の「ドクダミ」も満開の季節 |
by isoda-shonan
| 2013-06-10 09:35
| コラム
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