高校野球の残した伝説 |
夏季休暇も終わり、今日から平常勤務にはいります。 お盆休みの間、何も予定の無い日は一日中高校野球を見ていた。 自分の野球少年の時代や、伝説となった松井の5連続敬遠などが思い出される。 当時、この敬遠については世論も野球フアンも大論争を巻き起こした。 野球のルールに敬遠は違反ではない、明徳の監督の采配は妥当だとする派、 反対に、学生野球とプロ野球は違う,一回も松井にバットを振らさないで、勝負だけを考えるのは卑怯だとする派に世間は二分した。 当時仲間内では、この敬遠を学生野球にあるまじき行為と非難した。 今日、行きつけのレストランで昼食をとりながら準々決勝の明徳義塾対日大山形戦を見た。 私は心の中で日大山形を応援していた。 なぜか? テレビに写し出される明徳の監督の顔を見た途端、松井敬遠事件を思い出したからだ。 あの時の監督がまだ明徳の監督を続けているのか、びっくりもした。 高校野球は教育の一環だと思う、監督はそこを思い図り生徒を指導してるはずだ。 日本武道の相手を敬い正々堂々と戦う、イギリスの騎士道にも通じる心構えが学生野球の神髄。 明徳は損をしてる。 試合が終わり、日大山形が勝つと期せずして拍手が沸いた。 聞くとテレビを見ていた高校野球フアンは私と同じ心境だと知った。 |
by isoda-shonan
| 2013-08-19 15:04
| コラム
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