愛玩鳥も野鳥の仲間に |
立秋も処暑も過ぎ、2~3日秋らしい涼しさだったが、また夏日に戻ってしまった。 長期予報によれば、今年の夏は長いらしい。本格的な秋は当分先のようだ。 先日、取引先の安全大会に出席したが、参加記念品が首に巻く『冷え冷えタオルと塩飴』だった。まだまだ熱中症には注意が必要なのだ。 朝の7時頃、「ピーオ、ピーオ、ピロロロロー」と美しい声がきこえる。聞き慣れない声なので外に出てみると、隣と斜め上の家人も観察に出ていた。皆、町内探鳥会のメンバーだ。 お隣は探鳥会の会長さん、カメラを構えている。 聞くと鳥は『ガビチョウ』だと言う。近所の山に住み着いたのか、美しい声はここ数日聞いている。 先日、柏尾川で『ハッカチョウ』を初観察し興奮したが、このガビチョウも元は中国から来た愛玩鳥、籠から逃げて野生化した鳥だ。 正式には野鳥とは呼ばないらしいが、やはり中国からの愛玩鳥『ソウシチョウ』とともに野生化し繁殖を続けているらしい。 いまでは日本の自然に順応し、箱根芦ノ湖畔でも見かける鳥となった。 羽色は美しいが、特定外来生物に指定されており、あまり増えすぎると在来種への影響も懸念される鳥。 そろそろ、野鳥図鑑にも掲載し、外来種の脅威も解説しておいたたほうがいい。 魚も小動物も鳥も安易な放逐が生態系のバランスを崩しているのは周知の事実だ。 隣家の会長さんがガビチョウの撮影に成功、逆光なのが残念 野鳥絵葉書のガビチョウ、羽色も鳴き声も綺麗だが? |
by isoda-shonan
| 2013-08-29 13:57
| コラム
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