南岸低気圧 |
今日の3週連続の降雪は避けられた。南岸低気圧が列島からはるか南に反れたからだ。 今年の天気予報のキーワードになった南岸低気圧は45年振り、地方によっては100年振りの大雪となり、食糧の物流に、除雪と、生活全般にわたり多大な影響を与えた。 天気予報のはやり言葉となった南岸低気圧とは、台湾海域で晩冬から春先に誕生する大型の低気圧で、日本列島南岸沿いに発達しながら東に進む。 これに、大陸の寒気が日本上空まで南下すると、防風を伴う大雪となる。 この南岸低気圧を古老は「台湾坊主」と冬の暴れん坊を別名で呼んでいた。 別に台湾を揶揄する言葉でなく、台湾海域で発生するからで、夏の台風が赤道付近で誕生するのと分けていた。 2月14日の「台湾坊主」は、山間部の住民を未だに孤立状態にするほどの大暴れをした。 |
by isoda-shonan
| 2014-02-20 13:24
| コラム
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