外断熱・二重通気の住みごこち(4) |
今朝、NHKラジオが大船のフラワーセンターで生まれた早咲き桜、玉縄桜が開花したと報じた。 早咲きでは河津桜も有名だが、地元有志による『玉縄桜を広める会』の努力で市内の小中学校にも植えられ、暖かい鎌倉をアッピールしてる。 例年満開は3月上旬、ソメイヨシノの血を引く清楚な花が多くの入園者を魅了している。 2013.3.10撮影 神奈川県立フラワーセンターの玉縄桜 暫らく休憩してましたソーラーサーキットの家物語の続きです。 現代住まい造りのトレンド、高気密・高断熱の省エネルギー住宅は、地球温暖化防止と健康面でも必須仕様だとお分かり頂けたものと存じます。 国の住宅省エネルギー基準は全国を6つの地域に分類し、地域に適合した断熱性能を規定してます。 Ⅰ地区は北海道 Ⅱ地区は秋田県、青森県、岩手県 Ⅲ地区は宮城県、山形県、福島県、栃木県、長野県、新潟県 Ⅳ地区は神奈川県、東京都、他本州、四国、九州の各県 Ⅴ地区は宮崎県、鹿児島県 Ⅵ地区は沖縄県 しかし、住宅産業界では更なる高断熱化住宅の建設が加速されています。 例えば、Ⅳ地区の神奈川県でもⅠ地区やⅡ地区に適合する高断熱住宅の発売です。 これは政府が推進するネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を2020年に、標準的な新築住宅にするとした、ZEH住宅建設の前倒しが始まっているのです。 こうした北欧型住宅での冬の生活は快適となりますが、四季のある日本では注意が必要。 それは夏季における室内の熱ごもり現象です。 南側の軒の出を深くしたり、西日が室内に入り込まない工夫が設計に求められます。 日射遮蔽対策がないと室内は温室になってしまい、エアコンはフル回転。 エコには貢献できなくなってしまいます。 |
by isoda-shonan
| 2015-02-25 11:14
| ソーラーサーキット
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