外断熱・二重通気の住みごこち(5) |
ソーラーサーキット(SC)の家物語最終回です。 SCの家最大特徴は、寒い冬は高気密を保ち、夏季は非機密住宅に切り替えることが出来ること。 これにより夏季には床下冷気を利用し、部屋の熱ごもりを防ぐことが出来る、唯一の高気密・高断熱住宅です。 この季節ごとのモードを自動で切り替えるのがSCナビという製品。 従来は小屋裏と床下換気口ダンパーの開閉は手動で行っていましたが、自動で切り替えられるようになりました。 SCは、住宅の衣替えができると云われる所以です。 併せて24時間換気装置にリフレアを接続すると、うっとおしい梅雨でも全館除湿が可能。 四季の暮らし方は、室温調節+湿度調節+空気質調節と365日24時間、自然を利用しながら室内を快適にする仕組みが備わっています。(一部オプション製品も含む) SCの家は出来るだけエアコンに頼り切らない住宅造りを目指しています。 灼熱の太陽が照る付ける夏でも、天井や外壁からジリジリとした暑さを感じないので、扇風機の気流や緩やかな冷房運転でも爽やかさが感じられます。 冬には暖房した部屋から、暖気が廊下、洗面所、トイレへと運ばれ、部屋間の温度差も小さく抑え、冬でも家全体を活動の場にできる健康住宅。 住宅の魔法瓶化を実現した外断熱工法、結露を寄せ付けない二重通気のパッシブクーリング効果と、自然の力を有効に利用した究極の住宅がSCの家と申せます。 厳寒の2月は暖房費も高くつくものです。そこで全5回に亘りゼロエネ住宅を今すぐ実現できる、ソーラーサーキットの家を特集しました。 温暖化防止に民生面でのエネルギー低減は急務となっています。 日本経済新聞は2月25日の朝刊4ページに亘り、地球温暖化防止にエコ・ファースト推進運動の広告特集を行いました。 この中で中核となるのが、2020年に新築住宅の標準となる、ネット・エネルギー・ゼロ・ハウス(EZH住宅)の普及です。 2020年まで、もう5年後のことです。 これから住宅を計画されてる皆様には、このコラムの特集が参考になればと願っています。 ご愛読ありがとうございました。 |
by isoda-shonan
| 2015-02-26 10:56
| ソーラーサーキット
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