野鳥は恋の季節に |
久し振りに春らしい陽射しが戻った。 早朝散歩でシジュウカラが高木の枝でツッピー、ツッピーと盛んに囀っている、繁殖期に入ったのだ。 鳥たちは地鳴きと囀り(さえずり)を使い分ける。 ウグイスの地鳴きは「ジェッ、ジェッ、ジェッ」、囀りが「ホーホケキョ」。 地味な鳴き声が地鳴きとは読んで字のごとし。 この時期野鳥達は一斉に美しい囀りで、伴侶を求める。 ウグイスは谷戸ごとに縄張りを持ち、美しい声で求愛を続け、あっちの谷戸、こっちの谷戸と木霊するように聞こえる。 メジロも負けずに高根を張る。 聞きなしは『長兵衛忠兵衛長忠兵衛』と連続して鳴き続ける.地鳴きの「ツィー、ツィー」とは全然違う美しい囀りだ。 地表では新しい生命も生まれる。 知り合いの農家の田んぼの水路でセリを摘ませてもらった。 お浸しにすると、シャキッとした歯ごたえで、口の中いっぱいに春の香が広がる。 鎌倉西北の地は春爛漫となってきた。 高木で求愛の囀りを発すシジュウカラ バッタの幼虫がタンポポに カナブンの幼虫もお出まし カラスノエンドウも可憐に咲く オオイヌノフグリも可愛い小ささ 水路のセリ 関谷川の水もぬるむ 関谷川カルガモはカップルで遊ぶ |
by isoda-shonan
| 2015-04-24 09:00
| コラム
|
Comments(0)
|
<< 住宅のデザインは普遍性が美しい | 自治会竹の子堀大会 >> |