坪庭のある家 |
大船で7月末にお引き渡しをしたK様から「外構と植栽工事が完了し、坪庭も良くできたから。」と担当した営業・設計・工事の社員がご招待を受けました。 K邸は海岸沿いの七里ヶ浜あたりに立地していれば、オフホワイトのラップサイディングが映えるコテージ風の建物で、とても湘南の風景に似合いそうな家です。 お引き渡しの時点では、駐車スペースとアプローチのみが完了。門扉や植栽は入居後にゆっくり考えるとのことで、大船の街並みの中ではちょっと「目立ってしまう家」でした。 施主のK様ご夫妻は、とても感性が豊かな方です。建替え前の家も専門の設計者に依頼した個性的な家でした。今回の建替えにあたり、基本設計はその建築家に相談。構造設計や製図は当社の設計が行いました。 旧家の解体前に特注でしつらえた玄関ドアや建具を保管し、今回の家に使用しています。 外構工事での門扉の材質(ステンレス)やデザイン、樹種はご夫妻で選定されました。 外構工事が完了していない状態では「ちょっと目立った家」でしたが、今は見事に調和して、しっとりとした品の良さをかもし出しています。 特に「坪庭」は和が主張されがちですが、洋風の中に手水鉢を配した趣のあるレイアウト。 玄関ホールの縦スリット窓からと寝室からも見通せるこの家の「癒し」的存在になっています。 やはり、家のデザインは建物と外回りを含めたトータルバランスで決まるようです。 アプローチの植栽と旧家からの玄関ドア K邸 玄関ホールから坪庭のヒメシャラを見る 坪庭 |
by isoda-shonan
| 2007-09-29 11:00
| コラム
|
Comments(0)
|
<< 温暖化が見える | 囲炉裏のある家 >> |