趣のある洋館 |
「いい家の会」のブログ情報に鎌倉の「報国寺」が紹介されています。確かに竹林を眺めながらのお抹茶は、心の癒しと禅の「無」に通じる境地にいざなってくれます。 雑念を振り払うには格好のお寺です。 報国寺を訪ねるなら、周辺に趣のある旧洋館2邸を見学するコースを紹介します。 報国寺をお参りした後、前の道を奥まで進むと「旧華頂宮邸」があります。 「華頂宮邸」は昭和4年に建てられた、古典的なハーフティンバースタイルの木造、一部三階建ての建物です。平成18年には国の有形文化財(建造物)として登録され、鎌倉市が所有し、管理しています。 毎年、春と秋に一般公開され、内部を見ることができます。公開日には建築設計を志す学生や建築関係者も多数見学に来る建物で、日本の木造建築のすばらしさを鑑賞できます。 広い庭園(フランス風ガーデンスタイル)は、10月~3月は10:00~15:00開園され、南側から建物を見ることができます。正面にクラシックなバルコニーを設け、白い壁と黒い柱型が調和した堂々の建物です。 もう1棟は、道を報国寺前まで戻り、向かいの山の浄妙寺の境内にある「石釜ガーデンレストラン」です。 山門で入山料100円を払い、浄妙寺の横の道を山頂まで登ると、大正11年に建てられた洋館をリニューアルしたレストランがあります。 この建物もなかなかの風情で、館内で食事もできますし、ガーデンテラスで遠くの山々を眺めながら自家製パンで食事ができます。 最近人気のスポットになってしまい、日祭日は少し待ち時間を覚悟する必要があります。 まず、最初にレストランで時間の予約を取り、その間浄妙寺の境内を散策すると良いと思います。 最後に当社の宣伝を。 報国寺入り口を50m程入った所の右側に「浄明寺自治会館」があります。 やはり鎌倉なので、自治会館でも専門の設計事務所が入り、設計されています。ここの施工を当社が行い、入り口正面上の丸窓のステンドグラスの意匠は当社の設計部員が、滑川に掛かる「華の橋」をモチーフにしてデザインしたものです。 浄明寺地区散策の時は是非ご覧になって下さい。 |
by isoda-shonan
| 2007-11-17 11:01
| コラム
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