ソーラーサーキットの歴史 |
2008年4月16日、「㈱ソーラーサーキットの家」の会社設立発会式がホテルオークラで開催されました。 「㈱ソーラーサーキットの家」は、ソーラーサーキットを開発した「㈱カネカ」と住宅資材を手広く扱っている「すてきナイスグループ㈱」が、更なるソーラーサーキット工法の普及をはかるため、設立した会社です。 ソーラーサーキット(SC)の歴史は1988年から始まりました。その後、今日まで20年間、2万棟の実績を誇ります。 当社は1995年にカネカと「SC実施権の許諾契約」を取り交わし、その後2001年にはSC技術マニュアルに則った「特約検査」に合格し、特約工務店となりました。 2000年8月には腰越にソーラーサーキット体感ハウスをオープンしています。 2005年2月に、京都議定書が発効となり、一気に温暖化防止(CO2削減)が各産業にも広がりました。特に住宅業界は「高気密・高断熱住宅=北欧型」に取り組み、省エネルギーで快適な住まい造りを目指してきました。C値とかQ値といった、気密や断熱性能を競い合った時代です。 カネカのSCはこの中で、冬は気密住宅にし、夏は非気密住宅に切り替えられる、外断熱・二重通気工法の「衣替えのできる家」を全国で着々と実績を上げてきました。 これは、北欧型の高気密住宅にありがちな夏の「熱だまり」現象を回避する工法で、クーラーの力だけに頼ることのない「涼房感」の住まい方で、多くの御施主様から高い満足度を得ることができました。 今後、ますます家庭からのCO2削減に取り組まなくてはならない時代となり、「ソーラーサーキットの家」が必ずや温暖化防止の切り札になるものと思います。 ソーラーサーキットに取り組んで13年。 実際の施工現場からの感想、SCの建て主様からの声を過去ブログに述べて参りました。 ご参考になればと思い、列記しました。 (いずれも2005年9月12日付けになっていますが、自社のホームページから「エキサイトブログ」にリンクさせた日付となっています。実際は2000年から2004年に書いたものです) 開閉換気口の大きな力 天井断熱と屋根断熱の違い SCの家に住んでわかったこと SCの家 夏の過ごし方 冷房から涼房でCO2削減 |
by isoda-shonan
| 2008-04-21 13:13
| ソーラーサーキット
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