江の電沿線 |
今年は鎌倉旧市内に現場が集中しています。 旧市内の現場は小路を入ったところが多い為、久し振りに江の電で現場巡回です。 江の電は明治43年に藤沢-鎌倉間が全線開業、全長10kmをトコトコとゆっくり走る鉄道マニアにも人気のある電車です。 江の電の鎌倉駅 沿線には鉄橋あり、トンネルあり、海の風景となかなか変化があります。民家の軒先をかすめたり、線路を人が歩いても事故が起きたことはありません。 長谷駅の北側にN様邸の現場があります。左官屋さんがモルタルの上塗をしている所です。 当社はモルタル壁でも「外壁通気工法」を採用しています。外断熱材の上から通気胴縁を打ち、特殊なラス網を使用して、通気を確保。中塗の時に「グラスファイバーネット」を塗り込みますのでクラックの発生も押えることが出来ます。たとえ、外壁から雨水が浸入しても断熱材の外側、すなわち通気層から外部に出てしまいます。柱や間柱、外壁下地板は断熱材でガードされている訳ですから、耐久性は極めて高くなります。 小田原のA様邸は伝統的な日本家屋の平屋建です。N様邸も平屋建てですが、お施主様が建築科の出身なのでありふれた一般の住宅デザインではありません。カメラアングルが取れず全景が入らないのが残念です。 内部は大工さんが木工事をしていました。メインとなるオープンキッチンとリビングダイニングは約26帖の大空間です。 2階は無いのに天井の梁は910㎜ピッチで何本も入っています。28㎜合板をボンドとN75の併用で水平剛性を確保しています。 長谷N様邸のリビングの梁 長谷から再び江の電に乗り鎌倉へ、鎌倉論語会館の現場と今月末にお引渡し予定のK様邸に行ってきました。 鎌倉論語会館 18日の上棟に向けて土台敷きです 横須賀線沿いのK様邸 足場も取れ、外構工事中です 鎌倉駅に戻り江の電で帰ります。 構内でエノデンアート#3と云うポスターを発見。なんと10人の湘南アーティストの絵が江の電の車内に展示されている何ともキバツな企画です。鎌倉駅からは1時間に1本、江ノ電スキップ号と云う名前で発車しています。腰越駅までの時間、中吊りや額面に貼られた作品を楽しみました。久し振りに童心となり、ちょっぴり得な気持にもなりました。 中吊りの作品郡 かとうくみさんの作品 ninko ouzouさんの作品 ヤマザキ ケンヨウさんの作品 当社の車内広告 |
by isoda-shonan
| 2008-09-16 09:02
| コラム
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