ヤマセミに会いたい |
建国記念日の休日、町内同好者でバードウォッチングツアー専門会社主催の「ヤマセミ探鳥会」に参加しました。毎月1回、県内の野鳥の集まる所を会長役さんが企画してくれてますが、年に1,2回はプロのガイドが付くツアーに参加してます。 当会からは男女7名が参加。横浜駅西口の天理ビル横には大型のツアーバスが待構えています。バスの中は愛鳥家で満席です。 バーダー歴の浅い私にとっては「ヤマセミ」は幻の野鳥です。深山、渓谷に行かなければ会えないと思っていました。目的地は丹沢湖で横浜からなんと1時間強で到着です。こんな近くでヤマセミに会えるのかしら: ガイド役はこの「ヤマセミツアー」は今回が10回目で、空振りは無かったとバスの中で説明しました。が、第一ポイントでは全く姿を現しません。「やっぱりそうか、ヤマセミはそんなに簡単には会ってくれないや」と半分あきらめの心情です。 次に第二ポイントの玄倉川(くろくらがわ)沿いを歩きます。 すると「ヤマセミが飛んでいる」と誰かが発見。 川面を白い姿で飛ぶ鳥がいます。しかし川沿いの繁みに入り姿を隠してしまいます。しばらくするとまたそこから下流方面へと飛び去っていきました。 でも「ヤマセミが居るんだ、飛ぶのは見たぞ」と興奮気味。 探鳥の第三ポイントは丹沢湖の三保ダムを一周するコース。 ここでは「オシドリ」「マガモ」類の水鳥と「ノスリ」「ハヤブサ」の猛禽類、そして私も初めて見た「イカル」「クロジ」等約40種類の野鳥を観察することができました。 昼食の1時間を除き、朝の9:00から16:00まで双眼鏡とカメラを首からブラ提げて歩き続けたのですが、探鳥という目的があるから出来るのであって、只のウォーキングでは到底かなわない工程でした。 ツアーのプロガイドがこれからもう一度第一ポイントに戻り、「ヤマセミ」を探そうと。彼のプロ意識がどうしても「止まっているヤマセミ」を見せたいとする強い意志が感じられます。 第一ポイントの河内川に下りてきたのは4:10頃 すると、「白いものが飛んできて橋桁の近くに止まった」と会員が呼ぶと、プロはすぐ望遠鏡をセットして捕らえます。 そこは4~500mも先の所です。 もう少し近寄っても大丈夫と場所を移し、夫々が望遠鏡やカメラをセット。 スターは枝に止まり静かにしてます。 飛んでいる時は真っ白に見えましたが、見事な冠羽を逆立てた「スターヤマセミ君」、背中は白に黒の模様が入った粋な羽色をしています。 その後、場所を川下に移動すると、川の中の岩に佇む別の「ヤマセミ」を発見。近くには「カワセミ」も来ていてのツーショットです。4:45までの予定が5:00を回っていました。 ツアー参加費¥6,930はとてつもなく価値有る充実した一日でした。 【冬桜が咲き始めていました】 【「ヤマセミに会いたい」ツアー参加者】 【丹沢湖】 【写真で撮れなかったので下手なスケッチのヤマセミ】 |
by isoda-shonan
| 2009-02-16 15:57
| コラム
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