WBCは第二ラウンドに突入 |
WBC第一ラウンドの決戦の日はいつもより早目に帰宅しました。 テレビは6:30から始まり、野球ファンにとどまらず「日本代表」への期待と「米大リーグ」で活躍する一流選手を見ることができるスポーツの国際試合です。 サムライ軍団は2回戦で韓国を14-2の7回コールドで大勝しました。 韓国チームも前日、中国を14-0とし、調子を上げています。 韓国は2008年、北京オリンピックでも優勝しているアジア最強のチーム。優勝後、明らかになった事は、「金メダルを取ったら、選手には兵役を免除する」といったインセンティブが掛けられていたと報道されました。 選手の目の色が違ったのはその為という人がいましたが、レベルは確実にトップクラスに入っています。 球場は、試合開始前から独特の緊張感が漂います。 国歌演奏で帽子を胸に当て、直立する選手の顔が勇者のごとく、「凛」とした気迫がテレビ画面に伝わってきます。 イチローはこれから果し合いに臨むサムライの様な目をしています。この試合の放送を見たカストロ前キューバ国家評議会長は、イチローを「(キューバにとって)日本を代表する危険な選手」と評してます。 しかし、残念ながら、好調だった岩隅が先頭打者を四球で出し、一瞬の流れが変わったところをアジア最強の四番打者、金秦均に三塁線を抜かれ得点をゆるしてしまいます。結局これが勝負の分かれ目となりました。 イチローも最後意地の中前打を放ち、中島のバントで二進しましたが、本当は自分の盗塁で1アウトのままで次のチャンスを造りたかったのでは。日本にとっては勝負に出てもよかった場面でした。 今年のWBCは、オリンピック選手構成をはるかにしのぐ最強メンバーといってもいいでしょう。 舞台が米国サンディエゴに移り、第二ラウンドに入り、多分1回戦の相手はキューバ。WBCは準決勝までは敗者復活戦のあるトーナメント方式で2勝すればベスト4に進出できます。 いずれにしても、キューバと韓国、メキシコが相手では気の抜ける相手はいません。 能力や技術を超えて勝負を決めるのは集中力だけです。サムライ魂の「義と勇」こそ日本野球の見せ所。 「義」は正しい判断を、「勇」は臆せず怯まず果敢に挑むこととされています。 16日からの第二ラウンドは日本経済を明るくするニュースとなって欲しいものです。 |
by isoda-shonan
| 2009-03-12 15:16
| コラム
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