無垢材をふんだんに使った茅ヶ崎の家竣工 |
O様は当社に住宅相談にお見えになった時から、御自分の建てたい家のイメージがはっきりとしており、外観デザインも気に入っている家の例を示され、当社設計部がそれに基づく計画図を作成し、基本設計がすんなりと纏まりました。 2階のアトリエを屋根勾配なりに天井を上げ、高窓からも採光を取る様小屋裏部分の壁を立ち上げた片流れ屋根に、洋瓦を葺いています。 外壁は1階部分を乾式レンガタイルで仕上げ、重量感溢れる個性的な建物で延床141㎡です。柱、土台、大引き等構造材は桧、外壁下地材も桧の木ずりを使用してます。 室内も1階の床はナラ無垢材、2階はチークのフローリングを採用。出来るだけ合板を避けた家造りです。 巾木や枠材も栂の造作材を加工し、2階の天井はスプルースの羽目板貼りとなっており、適度な木視率を確保しています。この様な建物は天然の無垢材を多用している為、年を経るごとに貫禄と落ち着きが増してきます。 断熱方法も屋根・外壁にポリスチレンフォームを使用した外断熱、気密性の高いペアガラスサッシと共に、省エネ住宅の基本性能を充足しています。 これからは50年~80年と末永く住み続けられる家造りが主流です。 O様には潮騒の茅ヶ崎で健康で住み心地の良い生活が、末永く続きますことを願っております。 1階部分をタイルで。小屋裏の3連窓の真ん中は電動で開閉できる瀟洒な茅ヶ崎の家 ![]() ダイニングよりリビング方向。天井の一部を羽目板貼りに ![]() IHクッキングヒーターと食洗器のついたシステムキッチン ![]() 2階アトリエとロフト。奥は和室 ![]() アトリエの多機能飾り棚。床はチークの無垢フローリング ![]() |
by isoda-shonan
| 2009-10-02 10:24
| コラム
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