鎌倉広町の森 |
鎌倉市津の新鎌倉山にお住まいの当社OB施主のO様が、「NPO鎌倉広町の森市民協議会」の役員をしており、一度広町の森を歩く事を勧められていました。 春の桜の季節と夏の夜のホタル観賞に今年は行って見ようと思っていました。 本社に車を停め、徒歩で津のモンタナ幼稚園の脇から「室ヶ谷」からのルートに入ります。 谷戸に入ると一面に棚田が広がり、学習用の耕作が行われている様です。 広町の森は、基点となる「御所ヶ谷入口」からのルートが一般的で、広さは約60ヘクタールもあります。 外周道をぐるりと一周するには約2時間掛かり、上り坂有り下り有りと、子供やシルバー世代にも手頃なトレッキングコースとなります。 途中相模湾を眺望できるポイントもあり、木々の梢からウグイスの鳴き声も聞こえます。 モズやシジュウカラ、ムクドリも現われ、夏には蛍が飛び交い生物多様性が育まれています。 昼食に寄った谷戸入口のレストランの主人から、「野生の春蘭が咲いているかも」と聞いたのですが、探せませんでした。 森には山桜が多く、春を告げています。 髙木が多いので、小道の足元ばかり見ていると桜に気が付きません。 幹はかなり太いので年輪を重ねた桜ばかりです。 お目当ての山桜の大木までは約1時間掛かりました。 樹齢100年の大木は根元を養生している為仮囲いされていますが、みごとな花を咲かせています。 見上げるには「イナバウアー」の様にそっくり返らないといけません。 標高70mの尾根を後にし「うさぎ山」ルートを通り、御所ヶ谷入口広場に着くには全工程1時間半。 日頃早朝ウォーキングで鍛えているので、たいして疲れもしませんでした。 次は野草博士に同行をお願いし、広町の自然をもっと知ろうと思います。 室ヶ谷の棚田 もののふの道入り口看板 洗い坂のフキとセリの密集地 相模湾を望むビューポイント 途中の森の山桜 空に広がる山桜の大木 根元を養生中の大木 |
by isoda-shonan
| 2010-04-05 08:50
| コラム
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