我が家まるごと断熱リフォーム 最終回 |
足場が解体され、防護ネットも外れて室内が明るくなりました。何よりなのは室内から青空が見えることです。このように日常何でもないことが取り戻せるとストレスがなくなるのは人の心理なのでしょう。 新築と異なり、リフォームは生活の中で工事がおこなわれます。施主の立場から考えると、手際よい段取りと職人の手配でなるべく早く工事を終わらせることが肝要と思い知ります。 新築はどんなに検討し設計打ち合わせをしても、どこかに「こうしておけば良かった」と思うところが出てくるものです。それはまだその家で生活(現実)体験のない理想の世界で計画するからです。リフォームは住み慣れた家なので、どこをどう改善すれば、ストレスの生まれない生活を送れるかに立脚しています。 今回、自宅のリフォームは高断熱化による温熱環境の改善が主たる目的でしたが、細やかな点(トイレドアの目線や、リビングドア-ノブの交換など)で家族のストレスを少しでも和らげることができたと思います。 そして、最新の設備にリフォームした浴室やトイレは快適で、気持ちを安定させる効果は大きいものです。 特に室温は外気温7℃の時、15℃位を保つようになり温熱環境の改善を達成しました。 なによりも安心したのは、34年前にイソダで建てた家は今でも構造がしっかりしていると、工事に入った職人さん達が評価したことです。 今回のリフォームは自社と請負契約する特殊な関係でしたが、担当してくれたリフォームの金子次長、工事監督の峯君、そして細かなことを気持ちよく施工してくれた菅原大工さん他、協力会の職方さんには心から御礼申し上げます。 「我が家丸ごと断熱リフォーム」も全16回となりましたが、これで終了とさせていただきます。ご愛読ありがとうございました。 新築のような自宅は築34年 廊下東側窓の二重サッシ 1216が1616サイズの浴室に ちょっぴりエコで、雨水を貯水出来るようにしました |
by isoda-shonan
| 2010-04-15 10:35
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