竹の子堀 |
私が居住する自治会はとても纏まりがあり、防犯や安全活動も活発で、趣味や交流を兼ねたサークルや行事も多々開催されま。 例年、この時期の日曜日「子供会」を中心とした竹の子掘りが開催されました。 久し振りの暖かい晴れた日に、子供達も大人も竹の子掘りに夢中でした。 春日野の 若菜つみにや白妙の 袖ふりはえて人のゆくらむ 紀貫之 古代より、日本では春の若草摘みが人々の楽しみになっていたようです。私も若い頃、親戚や兄弟の家族、子供達でセリ、ノビル、フキなどを摘み、山菜パーティーを開いていました。 世知がない世の中になり、うっかり野山の草摘みをすると怒られてしまいます。 先週の日曜日は「セリ」摘み、今週は「竹の子」堀を楽しみました。いずれの場所も地主さんより管理を委託されている所です。 竹林は番傘をさして通れるぐらいがちょうど良いとされていますが、自治会・竹林の会の有志が常に整備を行っています。 会の幹事役が前日、残す竹の子、取っても良い竹の子を選定し、残す竹の子には白いテープが付けられています。 約2時間を掛け、足場の悪い傾斜地での作業はかなりの重労働でした。竹の根に当るとスコップが入らず自然の山は手強いと感じます。それでも皆が頑張って250本近く収穫しました。 この竹の子掘りで、竹と竹との間隔も丁度良い広さになると幹事役さん達の顔がほころんでいます。 一家庭3本づつ配布されましたが、大人も子供も作業を楽しんでニコニコ顔で帰りました。 雨後の竹の子 収穫された竹の子250本 |
by isoda-shonan
| 2010-04-19 14:14
| コラム
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