龍口寺と山門下の老舗 |
前回は片瀬の州鼻通りを紹介しましたが、今回は片瀬の「龍口寺」界隈について紹介します。 龍口寺は日蓮上人が法難を免れた地です 弟子の日法上人が1337年に一堂を建立し、日蓮の像を安置したのが始まりの日蓮宗の本山です。 大きな仁王像の山門を抜けると広い境内があり本堂の奥には100年前に竣工した木造の五重塔が建っています。 神奈川唯一の建造物で一見の価値有り。普段来訪者は少ないので、ゆっくりと境内を散策できます。 毎年9月12日には日蓮龍口法難会の大法要が行われ、各地の万灯が集まる。 腰越の子供達にとっては、このお祭りも楽しみな行事になっていました。 万灯行列のおはやしは「テケ、テケテケテンのテケチョンチョン」。 子供達はこれを「今日は片瀬の龍口寺。テン、テンテマンド、テンテマンド。」とはやしたてていました。 山門下の交差点は江の電が腰越商店街に入る、鉄道マニアのカメラスポット。 ここには和菓子店の「上州屋」、干物屋さんの「鈴傳」と「高清」の老舗三店が並びます。 「上州屋」の名物は「片瀬まんじゅう」。 私も得意先への手土産によく利用します。法難会の日には、厄除け「ぼたもち」が販売されます。 「鈴傳」と「高清」は一級の「あじ」「かます」「旬の地物」を自家製干物にして販売する有名店です。 ほとんど生に近く、薄塩で仕立てられた脂の乗った上物が手に入る。 季節によっては「金太郎いわし」や「ハバノリ」を購入することも出来ます。 二店共イソダのOB施主さんでもあります。 腰越の電車通りでは取れたての「しらす」を使った「しらす丼」や地魚料理が食べられる食堂もあり、休日には行列のできるお店もあります。 龍口寺山門と五重塔 山門からの本堂 和菓子処「上州屋」 ひもの「鈴傳」は創業200余年 「えぼだい」も人気の「高清」 専務さんは西鎌倉でソーラーサーキットの家を建てています 腰越電車通り |
by isoda-shonan
| 2010-05-10 08:52
| コラム
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Comments(1)
Commented
by
mio&ririママ
at 2010-05-11 12:49
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アジとシラスと温かいおもてなしと。そして鎌倉の山と海と心地よい風に親子ともとても素敵な時間を過ごさせていただきました。有難うございました!
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