初めて経験する大揺れの大地震 |
三陸沖のマグニチュード9の大地震は東北地方に大惨事をもたらし、関東まで影響を与えた。 米国人の知人からは安否を気遣うメールが届いた。 2時46分、腰越の三階建ての事務所は鉄骨の擦り合う音がし大揺れした。 今まで経験したことのない激しい揺れ方だった。図面庫の引き出しが飛び出し机の上の書類が散乱した。 子供の頃、この場所は通学路沿いの葦の生える湿地帯だった。事務所ビルを建てる時18Mの杭を数十本打込でいる軟弱地盤だ。旧地名を「腰越津」と云っていた。 サンズイの付く地名は水を表すという。津はその通りだ。 阪神大震災の後、地耐力調査をし適切な地盤補強をするように設計施工者は義務化されている。 サンズイの付く地名に家を建てる時は公庫住宅仕様の2.69倍の耐震性を誇るTIP工法を採用されることをお薦めします。 建築家の安藤忠雄氏も言っています。 人の命を守り安全で安心して住める家を提供するのが建築家の務めであり誇りだと。 大地震のたびにこの言葉の重さを感じます。 |
by isoda-shonan
| 2011-03-12 11:04
| コラム
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