柿右衛門の柿 |
早朝散歩で黄色に染まった木の実や紅葉した葉を採集してきた。 玄関の下駄箱の上に採集した植物を飾り、季節の風情を楽しんでいる。 今年の鎌倉西北は、例年より紅葉は遅い。11月の下旬にはハゼやモミジが美しい色に変身するが、今年はまだだ。 温暖化の影響か今年のモミジの葉は元気がなく、綺麗な紅葉は期待できない。 ご近所に丸い大きな柿の実を付ける家がある。 渋柿と聞いているが、秋の日差しを浴び、見事な色を発してる。 陶芸家の酒井田柿右衛門の絵皿に描かれた、柿と同じ形、色をしてる。 「これ以上置くと鳥にやられる」と、枝付の見事な柿を観賞用にと戴いた。 JR九州が「セブン・スター」と云う、九州一周,夫婦で100万円もする、超豪華列車の運行を始めている。 超人気でもう一年分の予約が埋ったとニュースになった。 特別室の陶器の洗面ボールは、現代の柿右衛門作、見事な赤い柿が描かれている。 車内の豪華な設え、クルーの洗練されたマナー、地物を使用した特別料理、柿右衛門の名品で洗顔する、価格以上の演出が組み込まれているのだ。 九州を代表する陶芸家は自然の美しさを今も伝承し、我が家の玄関も季節の実りで、華やかさを彩っている。 早朝散歩で採集した季節のオブジェ ![]() 柿右衛門の柿は2~3日置くと甘くなるらしい ![]() |
by isoda-shonan
| 2013-11-18 11:31
| コラム
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