国産材の利用促進と優遇制度延長 |
政府は住宅への国産材利用の促進を進める、「木材利用ポイント事業」を、来年2014年度4月から半年ないし一年間延長することを決定した。 事業は昨年補正予算410億円を計上し、今年4月より始まり、来年3月末までの着工分で打ち切りの予定だった。 1ポイント1円換算とし、住宅の構造材に国産材を使用すると、30万ポイント、内部仕上げ材にも使用すると、30万ポイント最大60万ポイントが付与される。 国内での戸建て住宅には輸入材が多く使われ、日本の木材自給率は、28%にとどまっている。 林業は環境の保全、治水、沿岸の生態系にも多大に関与し、檜や杉の森を継続して保全していくことは、環境を守る原点とも云われます。 林業の保全と活性化は、国産材の消費を拡大することと定義づけても過言ではありません。 林道が整備され切出しも容易となり、計画伐採と植林が回転し、そこで働く人手も多くなる。 国産材を使った家造りが多くなることが、環境保全に直結してるのです。 当社は微力ながら、構造材は神奈川県産材を全棟に採用、少しでも林業の発展に寄与したいと願っています。木材利用ポイントは登録した住宅会社が扱えます、当社にお気軽にご相談ください。 木造建築の世界最古と云われる法隆寺はおよそ1,400年現存し、強固さを証明しています。 環境を保全し、強くて丈夫な家となる国産材の利用促進を、政府も重要な政策課題として掲げているのです。 写真は神奈川の林業見学会より 丹沢の「諸戸林業の森」は環境団体や神奈川県水源林の認証を受けている 原木(100年檜)の伐採 切り出された、檜(白い木口)と杉(赤い木口) 製材所に運ばれた原木 製材され出荷を待つ県産ヒノキ |
by isoda-shonan
| 2013-12-12 11:15
| コラム
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