メイドイン・ジャパンに拘る二人の経営者 |
毎月一日は自宅神棚に庭の榊を上げ、燈明をを点け「家内安全 商売繁盛」を祈願してる。古風かも知れないが我が家の習慣となっている。 昨日、鎌倉商工会議所の講演会があり、その後の懇親会で二人の経営者に会った。 当日講演者の旭酒造の桜井社長と講演を聞きに来たメーカーズシャツ鎌倉の貞末会長。 旭酒造の桜井社長は「獺祭」という純米大吟醸を世界の市場まで広めた。 5%の世界のセレブを相手に日本酒の素晴らしさの売り込みに成功してる。 国内で獺祭は特別のルートしか流れず、どこでも手に入る訳ではない。 それがまた人気を博してる。 メーカーズシャツ鎌倉の貞末会長は、シャツ専門メーカーとして確固たる地位を築き、今ではニューヨークまで出店する品質第一のシャツ屋さん。 お二人に共通してるのが、国産主義。 酒米の山田錦もシャツの生地も本物を求めて日本全国を探した。酒蔵も縫製工場も国内だ。 国内労働力は高いと海外に生産拠点をシフトした会社とは違う。 二社の物造りの精神に、日本人の誠実さや根気、品質をとことんまで追求する気質がある。 この日本人気質を武器にした高品質と、リーズナブルな価格設定が消費者の支持を得た。 国内外お客様からのメイドイン・ジャパンに寄せる高い信頼感を損なわない。 これが二社に共通してる、商売の基本となっているようだ。 |
by isoda-shonan
| 2014-08-01 12:11
| コラム
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