基礎断熱の優位性とは? |
一般的に一階の床下断熱は根太間に板状断熱材(スタイロフォーム)を取り付け、冬の外気から一階の寒さをガードします。 完全外断熱工法のソーラーサーキットの家は基礎の外側で断熱材を貼り付ける、基礎断熱工法を採用しています。 季節によって開閉できる基礎ダンパーと合間って『地熱』という自然エネルギーを積極的に利用してるのです。 基礎を外から断熱材で覆うと、床下空間の土間は一年中快適な温度を保ちます。 夏に洞窟の中に入るとヒヤッとした冷気を感じるのは外気より地中温度が低いからです。反対に冬には暖かさを感じます。 床下根太に断熱施工した場合は、この地熱の恩恵は受けられません。 7月下旬の朝9時50分、外気温32℃の時、ソーラサーキットモデルハウスの床下温度は24℃でした。 一階はクーラーは作動してませんが、玄関ホールの温度計は26℃を表示しています。 これならクーラーを使用せずなんとか過ごせます。 自然エネルギーの床下地熱を積極的に利用し、夏は涼しく冬暖かく出来るのが『パッシブソーラー』住宅の基本なのです。 基礎断熱工法を取り入れているのは、このような理由からです。 ソーラーサーキットの家 基礎断面図 |
by isoda-shonan
| 2014-08-26 11:20
| ソーラーサーキット
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