南箱根ダイヤランドPJ外壁工事(9) |
秋晴れの中,富士山と沼津の街並みが望める現場は、内部の造作工事が順調に進み、外部の外壁工事が始まっています。 ソーラーサーキットの家は日本型パッシブハウスの家. 湿気やカビを寄せ付けない、内外壁通気を利用する二重通気工法を採用しています。 外壁をサイデングのような乾式工法の場合、外壁通気は容易に確保されます。 しかしモルタル壁の湿式工法では特殊なラス網を採用しないと外壁通気は確保されません。 外壁のモルタル壁は和洋風住宅を問わず、日本の街並みにしっとりと馴染み、古くから採用された材料。10年に一度づつ塗り替えを行えば綺麗な外観が保持されます。 外壁通気工法はモルタル壁と外断熱材の間に通気層を設け、壁下部の通気水切りより軒裏の通気口へと空気の流入を積極的に行い、結露の発生を抑えます。 今回はモルタル仕上げの外壁に重要な通気層を確保する工程を説明します。 断熱材の上に通気胴縁を打ち付け、この胴縁に腰の強い通気ラス網(ニシヤマラス)を取り付け。 胴縁の中間には、ラス網ヘコミ防止用の樹脂製補助胴縁を取り付けています 通気ラスにモルタルの下塗り、乾きをみて中塗り、上塗りと3回塗りの上に仕上材が吹きつけられる 下塗りには割れ防止グラスファイバーネットを塗り込む 現場に搬入されたグラスファイバーネット 外壁下部の通気水切り このような左官工事を行うことにより、割れない、耐久性が高い、何時までも美しいモルタル壁が完成します。 |
by isoda-shonan
| 2015-11-21 09:00
| ソーラーサーキット
|
Comments(0)
|
<< 栄区の健康・省エネ住宅完成 | 鎌倉西北の秋 >> |