エネルギー自立型住宅の実現には |
前回このコーナーで、エネルギー地産地消の『エネルギー自立型住宅』について触れたが、もう少しこの『夢の住宅』の実現について掘り下げてみます。 日経新聞今年1月12日付に、米電気自動車(EV)最大手のテスラ社が2015年末から家庭用蓄電池、容量10kwhを$3,500(約41万円)で出荷を始めたところ、販売絶好調でネバタ州に巨大規模の蓄電池工場を建設、部分稼働させたと報道してる。 また,テスラの関連会社はショッピングモールで太陽光発電パネルも販売,年率8割増、リース等も併用し販売実績を拡大している。こうして自前電気をテスラの電気自動車に充電できるシステムを確立した。 テスラは自動車会社からエネルギー会社へと一歩踏み出した格好だとも。 日本の経済は米国の4~5年後を追いかけ発展してきた経緯がある。 経済産業省は4年後の2020年オリンピック開催年には、容量7kwhの家庭用蓄電池を70万円にと目論んでいるのも納得できる。 家庭用蓄電池が現在価格の1/2以下、70万円を下回れば、自前の太陽光で発電した電力は自前の蓄電池に蓄えられる、蓄電池の償却は10年で元が取れるという計算が成り立つ。 夢の住宅だった『エネルギー自立型住宅』が実現できるのだ。 エネルギー自立型住宅は太陽光発電と家庭用蓄電池の普及だけでは実現しません。住宅の断熱性能を上げ、省エネ性をさらに高める必要性があります。 2020年を見据えた民間規格HEAT20の断熱基準に適合させれば、真の省エネ住宅となります、 これから住宅を計画される方はHEAT20、G-1規格必須、できれば、G-2規格をご検討ください。 |
by isoda-shonan
| 2016-05-16 14:53
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