鎌倉今泉台の家竣工 断熱、気密、耐震性は一級品 |
鎌倉市今泉台は市内最大戸数を誇る住宅地で当社の施工例も多い。
敷地は248.6㎡(75.2坪)と広いが、建平容積率は40/80%、風致地区で最高高さ8M以内、北西に北側斜線が走り、設計制約が厳しい難易度の高い建設地。
建物は延床141.59㎡(42.8坪)で、ご家族は4人、将来隣接地に住むご両親の同居も想定した建物となっている。
新築住居はソーラーサーキット(SC)、長期優良住宅、耐震等級3プラスT.I.Pとなっており、省エネ性、耐震性、人も住まいも長寿命型の当社技術の最先端を行く設計仕様となっている。
今回お施主様のご協力で、拘りが一杯詰まった竣工現場を紹介させていただきます。
建物は外構工事を残しほぼ完成、入居までには全てが竣工します。 北東面より シンプルな大屋根でまとめた外観、赤瓦葺き通気モルタル外壁は建物を大きく表現する
北西面より
リビングは一部を吹き抜けにし、高窓から冬の日差しを取り込むパッシブ・デザイン
リビングに連なる7.5帖の和室は将来の御両親の部屋。光と風を通す開閉式雨戸も取り付け
キッチン 手前右は冷蔵庫スペース
リビング・ダイニングより キッチンカウンターや左のリビングの収納棚、右奥の食品棚等は造り付け家具で設計
1Fトイレ 壁の一部にエコカラットを張りアクセントと調湿を図る
2F 吹き抜け部の多目的ホール 階段室との仕切りに縦格子を設ける
主寝室 勾配天井とし構造梁を現しに、カウンターは前の家で使用していた無垢板を再利用
子供室 二階の全部屋は最高高と斜線制限をいずれも勾配天井で解決し、大屋根のデザインを実現。SCは屋根断熱なので勾配天井も暑くならない
室内の床は無垢のパイン材で統一され、木視率の高い癒しの空間が広がっています。
「ここ今泉は鎌倉でも海岸部より気温は2℃低い寒い処、SCの省エネ性と暖かさを比較するのが楽しみ」と、隣家に永く住むご両親は期待されていました。
|
by isoda-shonan
| 2018-03-24 08:30
|
Comments(0)
|
<< 春爛漫は鎌倉の桜 | 鎌倉西北春分に咲く花 >> |