真の黒人解放者はオバマ氏とウッズ選手 |
今年のマスターズは14年振り復活のタイガーウッズが優勝した。
百戦練磨のマスター(名手)が出場する会場のオーガスタは、タイガーの一挙一投足で大歓声に包まれた。
最終日、赤と黒、いつもの勝負カラーに身を包んだタイガー、全盛時を彷彿させる集中力で難解なグリーンを次々と制覇していった。 観衆はその度に歓喜の雄たけびをあげ称賛の拍手だ。 これほどまでにパトロンに愛される選手なのか。
過去の栄光を極めたタイガーも、女性問題で離婚、薬物中毒、膝、腰の度重なる手術と、人生を見失った時期があった。
当時、交通違反で逮捕された映像の目は虚ろで生気を失い、誰もがタイガーは終わったと見た。 ただこんな生活の中でも、二人の子供の成長が生きがいだと述べていた。
昨年ツアー優勝を果たし復活の兆しを期待されたが、今回早くも『タイガー完全復活』のニュースが飛び交っている。
米国での黒人の地位の低さや差別は長い間つづいた。
湾岸戦争を指揮したパウエル国務長官に国民の人気が集中、次期大統領選出馬の機運が高まった時、パウエル婦人は「貴方は殺されてしまう」と出馬断念を懇願したと云う。
当時は黒人の大統領などもっての外、黒人男性が白人女性と結婚しただけで命を狙われた時代。
これらの米国に流れる黒人差別を払拭したのが、オバマ前大統領であり、マスターズ5回優勝のタイガー・ウッズ。
それは世界一の名手として復活したタイガーと、優勝を祝う親子の固い抱擁が、世界中に感動と幸せを届けたからだ。 |
by isoda-shonan
| 2019-04-15 12:00
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