長期優良の上をいく地域型グリーン化事業(3) |
認定長期優良住宅の普及率はこの10年間で約25%と国土交通省から発表された。
だが実際の長期優良の普及率はずっと高いとみている。
住宅メーカーも先進的地場工務店も住宅の性能競争に遅れを取らぬよう 長期優良は当たり前の仕様規格と捉え始めた。
『認定』されるには、申請書類の作成、審査中の待ち時間、現場写真の記録等々、煩雑な準備と作業が必要となる。
住宅各社の基本仕様は長期憂良適合としてるが、工期が厳しい現場等、迅速な対応が必要な現場では『認定』申請は敬遠されてしまう。・・・これが統計上の認定長期優良住宅の最大の伸び悩みとみている。
H24年国土交通省は地域の中小工務店への長期憂良住宅の普及対策として『地域型住宅ブランド化事業』を開始した。 採択されたグループの工務店には、長期優良住宅 一棟100万円の補助金が建て主に還元された。
当社はいち早く『湘南プレミアハウス連絡協議会』を代表として立ち上げ 積極的に活動。
県産材の丹沢檜を50%以上構造材に使用、塩害に強い仕様等を取り入れ長期優良の上をいく独自の仕様を設定、同省の採択を得てる。
その後H27年から事業名称は『地域型住宅グリーン化事業』に変わり、長寿命住宅、認定低炭素住宅100万円の他 ZEH住宅には140万円が補助されるようになった。
湘南プレミアハウス連絡協議会はグループ仕様を高め、耐震性能は最上位の等級3を推奨、ZEH住宅の省エネ性能も更に高めて採択を受けた。
次回最終章につづく
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by isoda-shonan
| 2019-06-24 10:20
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