会長就任 |
(株)イソダは、4月1日付けで新社長に私の甥の磯田賢吾を任命しました。 私は商学部の出身ですが、新社長は建築学部卒の一級建築士です。 先代社長の磯田賢次の長男で、初代五郎左衛門から数えて四代目となります。これからは経営全般を新社長が牽引してまいります。 私は代表取締役会長として、新社長を後方から見守り、更なる安定と発展を企ります。 思い起こせば11年前の平成9年の春、賢次社長から社長を引継ぎ、今日に至りました。 前社長からの引継ぎの言葉は只一言。 「会社を潰すな」でした。 順風満帆な事は少なく、世の中、厳しい経済状態が続く中、やってこられたのも、お客様、お取引先の皆様のおかげです。 こんな中でいち早く「高気密・高断熱」住宅に取り組み、1996年には鎌倉の手広に単独モデルハウスを建てました。 その後、カネカのソーラーサーキット(SC)工法を紹介され、外断熱の家に特化してまいりました。 当社が早くからソーラーサーキットに取り組めたのも、取引先の建材店、(株)星がカネカのSC部材の供給を始めたからです。この時、星の先代社長は特約工務店の加入を条件として、友人のS様にSCで建てるように薦め、当社にSC第1棟目を紹介してくれたのです。 当時、SCは「外断熱・二重通気の家」と言われても、実際に建ててみなければ解りませんでした。S様邸を建築し、お施主様の「住み心地」を聞き、その良さを初めて知ることになります。そして2000年、腰越の旧本社跡地にソーラーサーキットの体感ハウスを建てました。 まさに(株)星は当社にとって「井戸を掘ってくれた人」なのです。 新社長就任の4月1日、役員室の神棚を清め、江の島神社の神主さんにお越しいただき、幹部社員一同と共に「清め祓い」と「社運隆昌」を祈願しました。 新社長には「地域で一番評判の良い会社になれ」と引継ぎをしました。 |
by isoda-shonan
| 2008-04-03 16:50
| コラム
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