粘りのサムライジャパン勝利 |
WBCの第二ラウンド、キューバ戦は朝の5:00から目覚ましをセットしておき観戦しました。 この日のサムライジャパンは6-0の完勝でしたが、その内容は粘りに粘った「納豆野球」でした。 元巨人の(いや西武かな)清原が解説します。 青木が2ストライクからもカットしてファールで粘ります。当りの出てきた岩村も執拗にファールで粘り、次のイチローに継ぎます。キューバの投手は決め球に欠け、根負けし、四球を出してしまいます。 「守備についてるキューバの野手は守りの時間が長くなり、自分たちのリズム(ルーティーン)が保てません。そこから次第に集中力が無くなってくるのです」 選手の頃は「番長」と呼ばれた厳つい清原が、繊細で本質を突いた解説をしてくれます。 そして、とうとう最後までキューバのほこる重量打線は爆発することが出来ませんでした。 怪物松坂投手は元々投球術の長けた選手ですが、キャッチャー城島の好リードを受けて抜群の安定感。日本代表のエースとしての役割をきちんとこなしました。 サムライジャパンのこの日は剣道で云うなら大上段からの面打ちや、逆胴などの派手な大技で決めるのではなく、小手打ちのような地味な攻めでコツコツと点を重ねました。 最後のとどめを刺すまで手を緩めない気迫と集中力は、サムライ魂の義と勇が見事に発揮された一戦でした。 次は多分再度韓国と戦うことになるでしょう。 お互いが強いライバル意識を持つ特別な相手です。普段野球などに興味を示さない近所のおばさんも、 「日本が勝ってるねー」と喜んでいます。 ベスト4に残るには、両チームにとっても決戦の舞台となるハズです。 |
by isoda-shonan
| 2009-03-16 17:50
| コラム
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